北海道 羊蹄山 (1898m)
完全に夜が明けた山頂です。
澄み切った青空と頂上からの景色は文句のつけようがありません。
真夜中に進んできた岩場・・・・明るくなって見ると、けっこう危ないところを通過してるんだって改めて納得 ハハ
少し目を左の方角にやれば洞爺湖が目に入ってきました。
頂上下には周囲5kmの大きな大きな火口が夜明けと共に現れました。
その向こうにはアンナプリをはじめとしてニセコの山並みが以外に近くに見えるではありませんか。
夜明けとともに管理人の目を魅了していた田舎の夜景は普通の静かな夜明けを迎えてます。
毎日、これが当り前のサイクルなのですが・・・・・・都会暮らしの人間にとってはあまりにも新鮮過ぎます・・・・
9合目から外輪に着いたのは20日の1時ころ・・・・
月も沈みまったくの闇夜の中、懐中電灯を頼りにこの岩場を歩いてきました。
明るくなると・・・・・・・下を見れば目がくらみそうですね

岩場の左には洞爺湖が見えました。湖の中央には島が見え・・・・画面の左の方に洞爺湖温泉があり
活発な火山活動で知られる有珠山もその方向にあります。

夜明けとともに姿を現した大火口(父釜とも呼びます)は直径700m 周囲5km 深さ200mとスケールも大きいですね。
死火山とはいえ火山の魅力をたっぷり持った独立峰です。当地では蝦夷富士と呼ばれ親しまれています。

さて、頂上には2時半に到着してから3時間以上留まっていることになります。
少し名残惜しいですが・・・・火口を一周して下山体制に入ります。
管理人の勇姿 ←
頂上を後にして・・・・・・・6時頃
前回に訪れた時にはおそらくあちこちで花の歓迎を受けていたと想像しますが・・・・・
何せあの悪天候でしたから・・・・私も花を見る余裕はありませんでした。
この付近の花の盛りはもうすでに終盤を迎えています。
そんな中で岩陰にひっそりと風雨を避けるように可憐な花がまだ咲いていました。
この道標で外輪の約半分ってところでしょう。向かいの登山道の上には旧小屋の跡が見えます。
旧非難小屋跡だそうです。現在の非難小屋は9合目にあります。
ここからの景色はなんといってもニセコ連峰一望でしょうね。
分岐点でもあり展望台でもあり・・・・・・
道標です・・・後にはアンヌプリが見えます。
非難小屋にはまだ陽は届いていないようですが・・・・・・・
朝日を浴びている羊蹄山の陰が下界に届いている珍しい光景です。
ここで大火口一周が完成しました・・・・・7時。
ここで小屋に泊まっていた東京から来た若者と挨拶と少しばかり会話を交わしました。
大学生で一人旅で・・・・・この山に昨日登って小屋に泊まっていたとのことでした。
とにかく天気に恵まれた彼はラッキーでした。これからの人生もラッキーで!
大学生は岩場を避けてこちらから頂上を目指すそうです・・・・・・
「この山はキツイですね〜〜」っておっしゃてました。
この先の人生はもっとキツイかも・・・・・・彼に幸運を!!!
9合目の非難小屋です。山の陰になりまだ陽が差し込んでいませんが・・・・・・・・
ニセコアンヌプリをはじめニセコ連峰の山々は朝日を浴びて・・・・実に美しいです。
ただ・・・・ニセコアンヌプリの斜面にはスキー場のリフトがやたらに目立ち・・・・少しげんなり!
下山後、真狩野営場から羊蹄山を振り返ると・・・・・・・・・
頂上は雲の中です。
この山は独立峰ということで周辺は快晴なのだけれども・・・・・
頂上だけが雲に覆われていることがよくあります。
この状況であれば・・・頂上は強風とガスに見舞われていると想像されます。
昨夜から今朝にかけて管理人にとっては天気に恵まれ快適な登山ができてラッキーでした。
今回も無事下山でき楽しい登山で終ることができました。
Back
TOP
北海道へ行こう